Kindle インプレッション

Amazon

以前にAmazon Kindleのことを書いたら、知人から実物を貸してもらえた。
初めて触ったとき、正直言ってユーザインタフェイスにちょっとがっかりしてしまった。
普段iPhoneを使ってるから、ページめくりのときに画面をフリックしたくなる。Kindleってタッチバネルじゃないから、画面脇の物理スイッチでページをめくらないといけない。
でも、使い始めて3分もするとKindleのよさが解ってきた。
まず軽い。300gを切っている。そして画面のコントラストが高い。かつ電池も1週間は持つ。
iPadは700gを超え、液晶は高精細(もちろんカラー)だが、テキストだけを考えればこんなに見やすくはないだろう。
前にも書いたけど、技術書を何冊も持つのは大変だが、Kindleなら何十冊でも持って歩ける。片手で持ちながらページをめくれるから、通勤電車の中での読書も楽になりそうだ。
テキストを読むだけという単純性とその(昔風の)ユーザインタフェイスから、おばあちゃんに渡しても便利に使ってくれそうだ。
日経新聞が有料のWEB版を出して話題になっているけど、月額4,000円も出すなら年間契約をした読者にはKindleを配って、毎日配信するくらいのサービスをしてもいいような気がする。